金谷沖のアジが九月に入って元気いっぱいだ。型は一六センチから二六センチと小中サイズだが、サビキに五、六匹の多点掛け。水深も十メートルから二十五メートルと浅く、「クン、ククン」の魚信から「ググン」の小気味いい引き。手返し良く取り込めば、いい人で一束オーバーの数釣り。ビギナーでも四、五十匹の土産は確実。小さくても脂が乗っており、刺し身やタタキで絶品の味。同沖でおいしいアジを釣りまくれ。
内房・金谷沖のアジは、“黄金アジ”と呼ばれ、そのうまさに定評がある。尾ビレが黄色く、全体が薄緑色に染まり、上品そのもの。その食味に魅了された釣り人が、足しげく通うのである。
当方の定宿、金谷港の「吉三郎丸」に電話を入れると、「いま“絶好釣”。サイズは一六センチから二〇センチが中心で、やや小ぶりが多いが、その食いは半端じゃない。底でコマセをまき、三、四メートル上のタナで待っていれば『クン、クン』の引き。水深が浅いので手ごたえは抜群。サビキに鈴なりを完成させれば満面の笑みとなる。来てみなさい。たくさん釣らせるから」。白川晟一船長のしゃがれ声が返ってきた。
そして、「竹岡沖にも好ポイントがある。二十五メートル前後を攻めれば、二五センチ前後の中型がまじる。ビシ仕掛けで狙えば三〇センチ級のビッグがハリ掛かりするよ。外道のサバも魅力。煮付けにするといけるよ」と付け加える船長。
使用ロッドは、重り負荷三十号、先調子ザオ二・一メートル。仕掛けはクッションゴム、金網のコマセカゴ、サビキはハゲ皮、サバ皮の十本から十五本。重りは六十号。コマセはイワシのミンチ。
金谷沖の黄色アジを狙うなら釣れている今が絶好のチャンス。刺し身もいいが塩焼き、フライも美味でおすすめ。数釣りして家族で食せば、「お父さん、やっぱり腕がいいのね」と再評価されるだろう。
船宿は本紙ニュース提供店「吉三郎丸」(電話0439-69-2857)。出船は午前六時。料金は八千円(コマセ、氷付き)。(原田 憲司)
大貫沖 狙えるフグ
木更津沖、イイダコ上向く
館山沖のカワハギ順調
大原沖、マダイ有望
飯岡沖 スルメ好乗り
外川沖のヒラメ快調
利根川で船ハゼ始動
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