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日本山岳会の千葉山行日記

内浦山県民の森・清澄山(377m)

 3月中ばのある日、内浦山県民の森から清澄寺まで歩いてみた。前日「森の宿せせらぎ」で1泊、旬の素材を使った郷土料理を楽しむ、翌日清々しい朝を迎えて出発、桜並木を見ながら歩き始める。
 
 あと半月もすれば綺麗であろう。短い急坂を登りきれば尾根に出る。麻綿原入口に到着。ここはアジサイで有名な妙法生寺があり、7月上旬から下旬にかけて咲く、4万本のアジサイは見事な光景である。このあたりは標高340メートルという千葉県でも有数の高原地帯。麻綿原高原という名前は、もともとこの辺り一帯が麻や綿の生産地だったためともいわれている。
 
 麻綿原入口から清澄寺までの道は「あじさいの道」呼ばれ東京大学千葉演習林であり、房総の貴重な自然が残された山域である。アカマツ、杉、コナラ、ハゼノキなど針葉樹と常緑広樹の静かな林の中を歩いていくと所々開けた場所があり太平洋側が眺められる景色は素晴らしい。
 
 内浦山県民の森から歩き始めて1時間40分、清澄寺に到着。境内には天然記念物に指定された千年杉がある。寺の裏にある清澄山(377メートル)が県内で2番目の高さである。歩いて5分の所にある仏舎利塔で、太平洋を眺めながら、昼食をとり帰途につく。(結城純一:記)


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