「孤独死」防止に一役買うことが期待される京葉システムのセンサー付き通報装置「センスコール2」を紹介する片岡義章会長
ソフトウエア開発販売の京葉システム(千葉市中央区)は動きを感知するセンサーで独り暮らしの高齢者らの異常を早期に見つける自動通報装置「センスコール2」の貸し出しを年度内をめどに始める。高齢者の増加に伴い社会問題化している「孤独死」を防ぐ効果をアピールする。
同社が開発した通報装置は電話回線と接続され、付属センサーで半径約5メートル以内の動きを感知。8時間以上反応がない場合は自動的に家族や近親者の携帯電話に異常を知らせる。動きがある場合は2時間ごとのワンコールで家族に無事を知らせることもできる。
独り暮らしの高齢者や、家族が出掛ける昼間に独りになる高齢者の増加に合わせ、大手メーカーで異常通報装置がすでに開発されており、自治体などで貸し出している例もある。ただ、既存装置は高齢者自らが異常を知らせるボタンを押す必要があるのに対し、同社製品は急病などで倒れてボタンを押せない場合でも異常を察知する点が特長だ。
異常が無い場合の機能も充実させた。高齢者を狙った「振り込め詐欺」などに備え、受話器を取ると、「誰から?」とあらかじめ家族らが吹き込んだ録音装置が作動。あたかもそばに家族がいるように装って電話の相手をけん制する基本機能のほか、指定の時間に家族の声で呼び掛けるオプション機能など必要に応じて12種類の機能を使い分けることができる。
販売価格は約7万円と高額なため、貸し出しをメーンに年度内の事業化を目指している。料金は月額1500円程度から。
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