パソコン修理作業に取り組むアルファテクノの従業員ら=習志野市茜浜、同社東日本リペアセンター
パソコン修理サービスのアルファテクノ(習志野市、伊藤覚社長)は修理の見積もりなどのやりとりが携帯電話のインターネット機能でできる「携帯ウェブシステム」を来月から導入する。見積もり伝達の迅速化により、修理品の受け付けから返却までの期間短縮が期待される。当初は一部量販店が販売するパソコンが対象となるが、1年以内をめどに全パソコンに対象を広げたい考えだ。
携帯ウェブシステムを利用するには、修理依頼時に発行されるQRコードを携帯電話で読み取り、専用サイトにアクセスする。そこで氏名、電話番号などを入力し会員登録すると、修理品の受け付け、見積もり、修理完了などの際ごとに情報が携帯メールで配信されるようになる。メールで見積もり後の修理開始依頼・キャンセルもでき、現在の修理状況もサイトで閲覧できる。
従来は電話やファクスで見積もりをやりとりしていたため、日中仕事で電話に出られなかったり、ファクス送信機の近くに居なかったりすると情報がすぐには伝わらず、修理開始が遅れることもあった。新システムでは客が好きなときに見積もりを見られる上、修理依頼もメールで手軽にできることから、修理開始の早期化が期待される。
同社は故障品の受付日から4日以内に修理・返却する「スピード返却」を心掛けており、現在達成率は72%。効率の高い作業方式の導入や、従業員のやる気を引き出す社風の醸成などが迅速化に結び付いている。受け付けの翌日までに見積もりを出す「翌日見積もり」も3月から本格実施。この上、携帯システムが導入されれば、「4日以内の返却率が80~85%に上昇するのでは」と同社はさらなるスピードアップを期待する。
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