ジャパンフーズが新設した生産ラインで、ケースに12リットルボトルを詰めるロボット=6日、長柄町
飲料製造のジャパンフーズ(長柄町)は6日、本社工場内に新設した飲料水充てんボトルの生産ラインの稼働を始めた。同社は昨年、県内の家庭やオフィス向けに、飲料水を宅配販売する事業に参入。新ラインでは、回収して再利用する飲料水ボトルの消毒と水の充てんを行う。環境問題に注目が集まるとともに、需要が高まっている同サービスの安定供給につなげる。
同社は昨年4月、飲料水の宅配販売サービスを全国で展開するウォーターネット(東京都)から、県内で同サービスを提供する権利を取得した。飲料水入りの12リットルボトルを、家庭やオフィス向けに宅配するサービス。ウォーターサーバーのレンタル料月1050円、ボトル1本1260円で販売している。
使用済みボトルは回収され、工場で消毒して再利用される。ゴミを削減できるため、近年の環境問題への関心の高まりで同サービスの契約件数は徐々に拡大。県内では企業オフィスを中心に、販売開始から既に3千件を設置している。
これまでは埼玉県にあるウォーターネットの工場にボトルの生産を頼ってきたが、設置件数が拡大してきたことで、今後も十分な需要を見込めると判断。サービスの安定供給を目指し、延べ床面積522平方メートルに1時間に240本、年間120万本の生産能力を持つラインを約2億円を掛けて建設した。
ラインにはロボットを導入し、通常の半数の4人という少人数での生産が可能になった。作業員が最終チェックをして、販売先へ送り出す。本年度の売り上げは1億5千万円、5年後に同社売上高の3~5%にまで引き上げる計画。設置件数は千件増を目指す。
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