▼サッカーの次期日本代表監督の選考が難航している。すでにワールドカップ(W杯)に出場した大半の国で4年後のブラジル大会をにらんでの新体制づくりが始まっているが、岡田武史監督の次を担う新しい代表監督はいまだ決まっていない
▼日本の代表監督の人選は2002年の日韓大会終了後にジーコ氏、06年のドイツ大会終了後にはオシム氏と、いずれも大会終了直後、間髪入れずに行われてきた
▼オシム氏が任期途中で病に倒れたため、岡田監督が急きょ“代役”を務めたが、「日本人の特徴を生かす」というチームづくりの基本コンセプトが早い段階で固まっていたため、岡田監督は日本を16強へと導くことができた
▼日本サッカー協会は、前レアル・マドリード監督のペジェグリニ氏を含む数人と交渉。来月4日のパラグアイとの国際親善試合は新監督が指揮を執ることになっていた
▼しかし交渉は難航。欧州で交渉に当たっていた原博実強化担当技術委員長が24日に途中帰国し、次期監督の人選が当初の予定通りに進んでいない現状を説明し、パラグアイ戦と7日のグアテマラ戦は自身が監督代行を務めると発表
▼交渉が長期化しているのは、プロの代理人を立てず欧州の大物を獲得しようとしているからと指摘する声もある。日本の16強入りで盛り上がったサッカー熱が冷めないよう、関係者には迅速な対応を願いたい。