• 文字サイズを変更
  • 小
  • 中
  • 大
忙人寸語

2010年8月26日

▼富士山に登る若い女性が増えている。テレビの経済番組でも紹介していた。「山ガール」たちを意識した登山衣料品の秋山商戦も盛ん。最近人気の富士山。その標高約2500メートル、五合目を歩いてきた

▼森林限界を連ねた線は、かつて修験者が修行のために歩いた天地境。富士山の中腹をぐるりと回っているため「お中道」とも呼ばれている山道。奥庭入り口でバスを降り、赤色や黒色の溶岩のかけらを登ってお中道へ出る

▼真っ黒なかけらが川のように流れた斜面にカラマツの幼樹が育っていた。オンタデの小さな群落が黒い砂礫(されき)の中で緑の島のよう。地をはいつくばるカラマツ。過酷な環境に耐えて生きる姿を見るようだ

▼昼食は富士河口湖町での「溶岩焼き」。鉄板の代わりに板状に加工した富士山の玄武岩を熱して肉、野菜を焼いて食べた。店の主人が「余分な脂を石が吸収するからヘルシー」と、山ガールたちに話していた

▼食生活が野菜に偏って肉類をあまり食べない高齢者が、寝たきりにつながる転倒骨折をする危険は、そうでない人に比べて3倍近く高くなるとの調査結果を東北大の研究チームがまとめたという記事を共同通信が配信した

▼今でも野菜食より肉食が好きだ。「肉食で骨折リスクを低くする」と言ったら、「還暦も近いのに。何のために医者の薬を飲んでいるのかな」。編集局の同僚たちから笑われた。

当ホームページの記事、画像などの無断転載を禁じます。すべての著作権は千葉日報社および情報提供者に帰属します。

Copyright (c) CHIBA NIPPO CO.,LTD. All rights reserved.