▼日常生活で大切なことと分かっていながら、つい忘れがちなのが笑顔。仕事が思うようにはかどらないときは、笑顔どころかしかめっ面に。こんな日は人からも話しかけられることが少ない
▼笑いはストレスを緩和、免疫力を強化することが医学的にも立証されている。笑顔の多い家に幸運が巡ってくるという「笑う門には福来たる」の格言どおり、運も人も笑顔のある所にやってくる。笑いの御利益をあなどっては損をする
▼8月13日付本紙4面に、女性が笑顔になる1日の平均時間は男性の2倍以上という記事が載っていた。大手生命保険会社の調査によると、男性の平均時間が1時間16分に対し、女性は1日に2時間41分も笑うという
▼男性は20代をピークに笑顔が減少。最も短い50代以上では、3倍近くに差が広がるという。なるほど、と思う。日本人の2009年の平均寿命は、女性が86・44歳で25年連続世界一。男性は79・55歳。約7年の差は「笑顔の量」と無関係ではないかもしれない
▼謹厳実直な中高年男性は笑顔が苦手。だが、気分が優れないときでも笑顔をつくるうちに習慣になるという。無料の開運・健康法と考えればやってみる価値はある
▼あと1カ月あまりでゆめ半島千葉国体が開幕する。森田健作知事の口癖でもあるが、清潔なトイレと笑顔は全国から来県する多くの選手や関係者たちへのもてなしの基本だ。