▼中央分離帯や歩道の植え込み、近隣公園で、散乱するごみを目にするとげんなり。気分転換のはずのドライブ、散歩も台無しになる
▼「ヒマワリが見ごろです」。読者からの情報提供で観賞に出掛けた。通りに並んだヒマワリをうれしそうに見つめる自治会役員ら。数年前までは、不法投棄のごみの山があった場所を、住民有志の活動で再生したという
▼通りにあったごみ集積所を廃止し、各地区で分担。草取りし、少しずつ季節の草花を植えた。「花が増えるにつれ、ごみも減った」とメンバー。「『きれいですね』。そんな声を掛けられると、エネルギーがわく」と活動推進に意欲を燃やしていた
▼束の間の夏休み、北関東の温泉地を訪ねた。観光が主産業の土地だけに、ほとんどごみは目にしなかった。代わりに「○○協会が美化活動に取り組んでいます」の小さなプラカードが所々にあった
▼業界団体のイメージアップ作戦だろうが、控えめなアピールに好感がもてた。行政と住民、企業・団体が、それぞれ役割を自覚し地道に活動を継続。それが観光都市の魅力アップにつながっているように感じた
▼「おもてなし」を掲げた千葉国体が間近に迫っている。県外から来訪者を迎える前に、行政、地域、事業所、学校など、県民が協力して県内一斉大掃除を実施してはどうだろう。来客がある時には、家庭でも掃除をするのだから。