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忙人寸語

2010年8月2日

▼サッカーJ2ジェフ市原・千葉の巻誠一郎選手がロシア・プレミアリーグのアムカルへ移籍した。サッカー選手としては、決して若いとはいえない30歳での海外挑戦は相当の覚悟があってのことだろう

▼巻選手といえば、試合で逆転負けをしたら「サポーターに申し訳ない」と悔し涙を流し、自身がゴールを決めて試合に勝てば「サポーターの応援のおかげ」とうれし涙を流す。誰よりもチームとサポーターを大切にする選手だった

▼先日の移籍会見でも「ジェフの7年間で1番心に残っているのは昨年J2に落としてしまったこと。これからも忘れることはできない」とエースとして不振のチームを立て直せなかったことを心底悔しがった

▼今季は戦術の変更などで先発はわずか5試合で、ノーゴール。「W杯を見て、自分はサッカーをやりたいんだと分かった。チャンスを無駄にしたくなかった」とチーム愛に負けないぐらいのサッカーへの情熱で移籍を決断したという

▼ロシアリーグといえば、W杯で活躍した本田圭佑選手(CSKAモスクワ)がいる。リーグ戦最終節で両チームが対戦することになっている。今から2人の対決が楽しみだ

▼巻選手は会見の最後で「今回の移籍でもう一度ジェフに帰ってこられるチャンスをいただいた」と話した。海外で一回り大きくなった巻選手がフクアリのピッチに立つ姿を1日も早く見たい。

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