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忙人寸語

2010年7月26日

▼たった1枚の“甲子園切符”を懸けた高校野球の県大会が25日、成田の優勝で幕を閉じた。全国で4番目に多い174校が参加し、14日間にわたり繰り広げられた“戦国大会”を振り返る

▼成田は無シードながら3回戦でAシード千葉黎明を破って波に乗り、準決勝で習志野を撃破。決勝でセンバツ出場の東海大望洋に競り勝ち20年ぶりに頂点に立った

▼今大会も数多くの好試合が展開されたが、その中でも特に印象に残ったのが4回戦の習志野-拓大紅陵戦。習志野が一回に4点を先制したが、八回に拓大紅陵が逆転。その裏に習志野が再逆転と、伝統校同士の熱戦が高校野球ファンを魅了した

▼佐原白楊のエース山来昌樹投手は、引き分け再試合を含む3試合33イニングを1人で投げ抜いた。特に3試合目、千葉敬愛の行木紀仁投手との投げ合いは、両者が一歩も引かない白熱の投手戦となった。佐原白楊は敗れはしたが、連投の山来投手をチーム全員で支えた姿に拍手を送りたい

▼大会を前にけがやスランプからベンチ入りできず、それでも裏方としてチームを支えた選手。それとは逆にけがや病気を克服し、晴れの舞台で活躍できた選手。甲子園出場は逃したが、それぞれに思い出の深い大会となったことだろう

▼全国大会は来月7日に開幕する。激戦区・千葉を勝ち抜いた成田が、全国の強豪相手にどんな戦いをするのか楽しみだ。

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