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忙人寸語

2010年7月22日

▼メキシコ湾で起きた史上最悪の原油流出事故は4月20日の海底油井の爆発事故から約3カ月ぶりに流出が止まった。油井に新たに取り付けた密閉ぶたが機能したとはいえ、あくまで応急処置だ

▼流出源は水深1500メートルの深海。操業元の英石油大手BPは、流出源を釣り鐘型の巨大容器で覆い、噴き出してくる原油を管で吸い上げようとしたり、泥状の液体を油井に注入して流出を防ごうとしたが、ことごとく失敗していた

▼これまでに7億リットルの原油が流出したとされ、回収には数年を要するはず。BPは流出源の油井に接続する2本の別の井戸を掘り進めており、この中にコンクリートを流し込んで地下油槽から油の上昇をせき止め、完全封鎖する計画だ

▼運悪く、ことしはハリケーンの当たり年。海上の油が押し流されて沿岸部の被害がより深刻化する恐れが出てきた。現場は全米屈指の好漁場だけに生態系の変化も懸念される

▼この事故が、オバマ政権の掲げる「脱石油政策」にどう影響するのか。日本を含め、風力発電、太陽光発電など化石燃料に依存しないクリーンエネルギーの本格普及はこれから

▼成田市の小学校で太陽熱を利用したエコ調理器でカレー作りが行われた。原理は簡単、数枚の反射板を使って鍋に集光すればよい。市販のものもあるが、手作りも可能だろう。夏休み、親子でチャレンジしてみてはいかがだろうか。

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