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忙人寸語

2010年7月18日

▼民主党が惨敗し、敵失からとはいえ自民党が退潮に歯止めをかけ、みんなの党が躍進-したのが今回の参院選。『何とも心もとない日本の政治の風景を見てしまった』というのが実感

▼選挙制度に問題ありか。人士がいないのか。加えて鳴り物入りで政権交代を果たした民主党の腰が定まらないのか。敗北の総括として党代表の菅直人首相や枝野幸男幹事長の責任論が噴出。何やらきな臭い

▼政策をめぐって党内で議論を闘わせ、よりよい方向性を国民の前に提示してほしいだけだ。しかし、どうやら権力闘争に走ろうという動きのようだ。数の不足を連立でしのぐのか。いや、これも現況では至難

▼となれば野党時代に謳おう歌かした「ねじれ国会」の妙が逆転する。今度は苦悩の壁として立ちはだかる。ますます党の結束強化と各党間協議、マニフェストの見直しが必要になるのではないか

▼故郷でブログを発信している元公務員の友人は選挙結果に怒っている。公務員制度改革を掲げるみんなの党が標的だ。改革は「公務員バッシング」と言い切る。最後に「大政翼賛会でもなんでもつくるがいいさ。あたしゃ仙人になる」と吐き捨てた

▼逆に民主党へ変わらぬ支持が行間ににじむ。返す刀でメディアにも悪あく罵ば。何と短絡な…。帰郷して激論を闘わしたい気分をもてあました。「友よ。ニヒルになるな。短気にもなるな」と今は言っておこう。

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