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忙人寸語

2010年7月3日

▼参院選は後半に入った。県民の関心が低いことは、過去の投票率からも見て取れる。参院選千葉選挙区は2001年50・87%、04年51・87%。前回07年は55・14%と上がっているが、全国ワースト5と不名誉

▼テレビや各新聞のマスコミは参院選の公示日前から、大相撲の野球賭博問題を連日大きく取り上げた。サッカーのワールドカップ(W杯)の日本代表の活躍で、決勝トーナメントでの最大瞬間視聴率は64・9%と高く、参院選は追いやられた形

▼それでも有権者に一票に託す思いを聞いた本社の取材メモからは、消費税、財政再建、景気回復、福祉、年金、子育てなどに高い関心が集まっている。いわゆる生活視点の政策に期待をしている

▼消費税は、財政危機や社会保障の現状から増税もやむなしとする“大人”の意見が占めた。その前提として「政府と国会議員が身を切るべき」と公務員制度改革や議員定数削減が上がるのは当然

▼介護現場からは、団塊の世代の高齢化で需要の急増を予想。離職率が高い介護職の改善として長期の賃金体系の確立を求める声が強い。未就職者からは雇用政策に対する悲鳴のような要望も届く

▼投開票の11日。揺れる大相撲の開幕と、世界が注目するW杯決勝戦(12日未明)が行われる。県民の関心と期待による一票が「良識の府」の参議院をつくる。詳細な選挙報道に注目しよう。

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