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忙人寸語

2010年3月1日

▼きょうから3月。まもなく春本番を迎える。水温み、草木芽吹く季節は「わが世の春」「青春」「回春」など、全盛期や伸び盛り、元気の代名詞

▼一方で卒業、入学、就職、定年、人事異動など、慣れ親しんだ環境の変化によって、心身に変調をきたすことも多い時期でもある。新たな環境に身を置くことはストレスを伴う

▼誰でもかかる可能性があるのが“こころの風邪”うつ病。県が作成した冊子「あなたのこころ元気ですか?」によると、日本人が一生の間になる割合は15人に1人。かかっている人の4分の3は病気であることに気づかないという

▼うつ病の自己チェックは(1)毎日の生活に充実感がない(2)これまで楽しんでやれたことが楽しめなくなった(3)以前は楽にできたことが今ではおっくうに感じられる(4)自分が役立つ人間だと思えない(5)わけもなく疲れたような感じがする-の5項目

▼健康な人でもいくつかは当てはまりそうなことだが、冊子は2項目以上が2週間以上、ほとんど毎日続いてつらい気持ちになったり、生活に支障が出ている場合に保健所などへの相談や医療機関の受診を勧めている

▼落ち込んでいる人が周囲にいたらどうするか。不用意な励ましは、逆効果となることもある。かといって見て見ぬふりもできない。たとえ解決への道筋を示せなくても、まず悩みを聞いてみることが大切なのかもしれない。

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