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忙人寸語

2010年2月3日

▼この前の土曜日、鋸南町の大崩で桃色の河津桜を見た。もう咲いているのかと驚き、月曜日に町役場地域振興課に電話を入れると「例年は2月中旬から咲き出すのに、ことしは早いようです」の返事

▼菜の花の黄、紅梅のべに色を背景に咲き出した河津桜。足下にはタンポポ、薄紫のイヌフグリと春らんまん。「鋸山を越すと着るものが1枚いらない」とか。昨日は千葉市が雪景色。河津桜も雪にふるえたかと気になった

▼「山がどうの渓谷がどうの」と本欄で山の事ばかりを書いているせいだろう。私事で恐縮だが昨年暮れに県立高校の校長先生の集まりで講演を頼まれ「山歩きには教科書にないものがたくさんある」と話す機会があった

▼先日もNHK千葉放送局のFMラジオ番組で「低いけど千葉の山は歩いておもしろいよ」と日本山岳会千葉支部が昨年10月から取り組んでいる房総半島の分水嶺踏査について話をさせてもらった

▼すると特ダネの「抜いた抜かれた」で普段ならお互いに商売敵の新聞社や通信社の支局長たちから「山に登ろう」との声が持ち上がり「それならば」と呉越同舟の案内役を引き受けた

▼鋸南町の津森山からは鋸山、鹿野山、清澄山、愛宕山、富山と千葉の名山がずらり。体を回せば東京湾と太平洋も一望できる大展望。水仙の香りと海の幸にし烈な取材合戦は一時休戦。のんびり1日を楽しんだ。

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