26歳会社員を逮捕 盗み目的「気付かれ刺した」 浦安看護師刺殺容疑


千葉地検に送検される西岡容疑者=22日午後0時50分ごろ、浦安署

 浦安市北栄のマンションで4月、仙台市の看護師、長谷川かなえさん(23)の刺殺体が見つかった事件で、県警捜査1課と浦安署の捜査本部は21日深夜、殺人の疑いで同じマンションの5階に住む会社員、西岡大志容疑者(26)を逮捕し、22日、千葉地検に送検した。西岡容疑者は「間違いない。盗み目的で部屋に忍び込み、気付かれたから刺した」「申し訳ない」などと供述している。西岡容疑者と長谷川さんは面識がなかったとみられ、捜査本部は殺害の詳しい動機や経緯を調べる。

 逮捕容疑は4月30日未明から早朝までの間、マンション2階の知人男性宅に1人でいた長谷川さんの左胸を刃物で刺して殺害した疑い。西岡容疑者は知人男性とも顔見知りではないという。

 捜査本部によると、マンション入り口の防犯カメラに同日午前3時すぎ、長谷川さんが帰宅した西岡容疑者のすぐ後についてオートロックのマンション玄関を通る姿が映っていた。その後、長谷川さんは郵便受けから知人が事前に入れておいた合鍵を取り出しており、その際に西岡容疑者が部屋番号を盗み見ていた可能性が高い。

 西岡容疑者は「女性の部屋なら盗みに入りやすいと思った」「無施錠だった玄関から部屋に入った」などと供述。長谷川さんの部屋だと思い込んで忍び込んだとみられる。部屋からは、西岡容疑者のものとみられる毛髪が見つかった。

◆「悲しみは終わらない」 長谷川さんの父親
 容疑者の逮捕を受け、長谷川かなえさんの父親が22日未明、県警を通じて「私たちの苦しみ、悲しみは今後も終わりません」とするコメントを書面で発表した。

 父親は「(容疑者が)逮捕され、安どしておりますが、娘はもう帰ってきません。これから、娘の冥福を静かに祈っていくしかありません。警察のこれまでの捜査に感謝いたします」としている。


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