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年100件超是正は半分 都市部集中、駐車場などに 千葉県内の農地転用違反


 千葉県や国の許可を得ないまま農地を別の目的に使う、いわゆる転用違反が2010年度、県内で少なくとも100件を超えていたことが県農地課への取材でわかった。景気低迷などで減少傾向にあるというものの、大半は東葛地域や千葉市周辺の比較的地価が高い都市部で、資材置き場や駐車場などとして使われていた。一方、県の指導を受け原状回復など是正されたのは半分にとどまっている。後を絶たない転用違反について専門家は「法律に関する当事者の無知」を指摘する。

 同課によると、県や市町村の農業委員会が見回り調査で認知した10年度の農地の転用違反は105件。砂利を敷くなど簡易に造成できる資材置き場や駐車場に転用するケースが多かった。

 地域別では、東葛地域が34件、千葉市周辺地域(市原、習志野、八千代市含む)が24件で、土地の需要が高い都市部が大半を占める。同課は「事業主が営利目的のため許可なく地主と契約して転用するのがほとんど」だという。

 バブル以降、減少傾向にあるものの、いまだ数多い違反転用。同課や県農業事務所、地元の農業委員会はパトロールや啓発用リーフレットを農家に配布するなど対策を講じている。


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