学生出資で太陽光発電 温暖化行動計画を発表 千葉大環境ISO学生委


温暖化対策について意見を交わした公開討論会=26日、千葉大学西千葉キャンパス

 千葉大学西千葉キャンパスで26日、公開討論会「地球温暖化対策緊急会議in千葉大学」が開かれた。千葉大環境ISO学生委員会の学生が、少額出資を募って校舎屋上などに設置するメガソーラーの計画案を盛り込んだ「地球温暖化問題千葉大行動計画学生原案」を発表。出席した斎藤康学長らと、持続可能な温暖化対策の在り方について積極的に意見を交わした。

 同委員会は2003年に発足し、同校内の環境改善活動を続けてきた。同学生原案は30年度を目標年次とし、同年末の同校CO2排出量を10年度比で40%削減したいとしている。

 学生太陽光発電所は、学生主体の市民ファンドで少額ずつ資金調達し、各キャンパスの屋上や壁面に太陽光発電パネルを設置する計画案。西千葉キャンパスの校舎屋上(計約7万5千平方メートル)だけで約1万平方メートルの太陽光発電パネルを少しずつ整備する案で、同地区屋上だけで1メガワットのメガソーラーとなる。同委員会は、1口1万円のファンドを検討。学生出資による大学へのメガソーラー設置は、実現すれば全国初。

 公開討論会には学生ら約250人が出席。同大大学院の倉阪秀史教授が調整役となった。討論会では、同委員会事務長の同大3年、小池哲司さん(20)が学生原案を説明。同大学キャンパス整備企画室の上野武室長は「学生から提案を受けてうれしい。やり方もいろいろあり、学生や先生方と一緒に考えていきたい」とした。斎藤学長は「数値目標には共有できる理由付けが必要。これをベースに、職員や学生とともに新たな環境をつくらなければならないと感じた」とした。


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