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バランスシート分析 習志野「探検隊」事業スタート 住民に分かりやすく周知へ 学生ら市の財政チェック


今月1日に結成されたバランスシート探検隊

 習志野市の財政状況を高校生や大学生の目を通して分析する初の試み「バランスシート探検隊」事業がスタートした。千葉大学法経学部の学生や市内の高校生ら計32人が同市のバランスシートを基礎から学び、報告書を作成。市財政について市民が理解を深める一助として活用していくのが狙い。来年3月には隊員の活動内容を市のテレビ広報で紹介する。

 習志野市では毎年10月に財務報告書を作成、バランスシートなどの財務諸表を市広報やホームページで紹介しているが、専門用語や数字が並ぶため「(市民には)なかなか理解してもらえない」(市財政課)のが現状。

 市と千葉大が年度末まで協働で取り組む同事業は、「高校生でも分かる」を前提に探検隊がバランスシートを分析、市民の理解につなげようというもの。同大法経学部の大塚成男教授(50)を隊長に、同教授のゼミナールで企業会計や簿記を学ぶ同学部3年生12人、公募した市内の高校生12人、市職員7人が参加する。

 今月1日の結団式で初顔合わせした隊員たちを前に、宮本泰介市長は「自治体の運営がどうなっているか、肩の力を抜いて認識を深めてほしい」と呼び掛け。

 大塚教授は「全国の95%超える自治体がバランスシートを作っているが、ほとんど活用されていない」と指摘した上で、「厳しさが増す地方財政を知るためにも“生きた数字”の裏にどんな意味があるか見る必要がある」などと話した。


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