江戸防衛担った房総半島 文書や絵巻120点で紹介 館山市立博物館特別展「幕末の東京湾警備」


県文化財「一宮藩の大筒」など海岸警備に登場した大砲も並ぶ=館山市立博物館
東京湾警備の様子を示した当時の地図

 幕末の東京湾。太平を打ち破り、開国を求めて湾内に侵入してくる外国船から江戸を守るべく、房総半島には大砲を備えた多くの台場や陣屋が設けられた。江戸防衛の要衝となった房総半島の当時の様子がうかがえる特別展「幕末の東京湾警備」が館山市立博物館で開かれている。17日まで。

 同展は6部構成。文書や絵巻、地図など各種資料約120点が並べられ、房総半島の視点で海防に揺れた時代を見つめることができる。NHKの大河ドラマ「八重の桜」で幕末が取り上げられる中、会津や台場、海防論などの関連する言葉も目立つ。

 岡田晃司館長は「房総半島の先端が首都防衛で大きな役割を担ったことを知ってほしい。この地域の海との関わり合いとも関係がある」と狙いを話す。

 同館学芸員による解説会が9日の午後1時半~2時半に予定されている。

 入館料は一般500円、小中高校生250円。月曜休館。問い合わせは同館、電話0470(23)5212。


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