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午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
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海藻サラダにはよく赤いやや扁平な海藻が入っている。その代表的な種類がトサカノリである。房総半島から南に分布し、やや深い所に生える海藻である。千葉県内では南部の館山市周辺で見られ、浜に打ち寄せられたトサカノリを漁師さんたちがかぎのついた棒でたぐり寄せて拾っている光景を見かける。
トサカノリは紅藻類で、生きているときは赤い色をしている。これをそのまま乾燥したり塩漬けにしたものが「赤とさか」である。赤とさかを湯通ししたりして緑色にしたものを「青とさか」と呼ぶ。さらに「白とさか」があるが、これはさらに水にさらして色素を全部出して白くしたものである。いずれも歯触りの良い食感で、おいしい海藻である。
しかし、最近天然のトサカノリがあまり採れなくなってきているようで、愛媛県では、天然藻体を切り刻んで網カゴに入れ、それを海に吊して、大きくなったものを採取する、という方法の養殖も行われているそうだ。しかし全体的には品薄なためか、最近スーパーなどで売られている海藻サラダには、同じ紅藻で、形がやや似ているホソバノトサカモドキという種類や、外国産の他の種類が使われていることが多い。しかし、トサカノリに比べると体がやや薄く、硬めの食感で、食味は落ちるようである。このままトサカノリが高級品となってしまうのではないかと、いささか心配している。(千葉県立中央博物館分館海の博物館 菊地則雄)
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