新型車両デビューへ 全長長くし観光列車に いすみ鉄道


いすみ鉄道に導入される新型車両「いすみ300型」

 いすみ鉄道(大多喜町)は新型車両「いすみ300型」を2両導入する。「ムーミン列車」として親しまれている「いすみ200型」が老朽化したためで、来月下旬までに引退する2両と入れ替える。新型は一回り大きく観光列車としての機能を高める。

 同鉄道が新型車両を導入するのは、第三セクターとして開業した1988年以来。これまで延命措置を講じてきたが、2010年に鉄道存続にゴーサインが出たことを受け、車両更新に踏み切った。新年度以降も年1両ずつ計3両を入れ替え、中古車両の「キハ52」を加え計6両体制とする。2両分の事業費は約2億4000万円。

 新型の全長は18メートルで既存の15メートルより大きい。トイレを新設し、座席も横一列のロングシート型から一部を対面式のクロスシート型に切り替え、通学・通勤客向けとともに観光需要の獲得にも力を入れる。


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