
佐倉市の農業用品メーカー、槍木(うつぎ)産業(大島誠社長)が今夏、農業に便利なアイデア商品の本格販売に乗り出している。「無帽に比べ10度涼しい」との触れ込みで開発した遮熱帽子をはじめ、ビニールハウスを抑えるために使うテープの繰り出し専用器などさまざまなラインアップを用意。「農家だけでなく家庭菜園に親しむ個人にも活用してもらいたい」と同社は利用者層の広がりに期待する。
昨年3月開発した女性向け遮熱帽子「UVマスク付き涼かちゃん」(3980円)は熱がこもらないよう光を反射する銀色のポリエチレンを素材に使い、メッシュ状にすることで通気性も確保。後ろ側でケープを着脱でき、首の日焼けを守る。開口部を工夫し、呼吸をしやすくしたマスクもセットになっている。
今年3月には男女兼用の「テンガロン涼かちゃん」(3750円)も発売。マスクの代わりに帽子の内側に付ける汗取りパッドをセットにした。現在までに合計約1万個を売り上げ、「想定以上に好評」と大島社長は胸を張る。猛暑続きの今夏を商機とみて、さらに販売を伸ばしたい考えだ。
ビニールハウスの固定などに使うテープの繰り出し専用器「テープパートナー」(9300円)は今夏発売の新商品。テープの束を地面に置いて引っ張り出して使う従来の方法だとテープがねじれてしまうが、回転体に束を乗せて使うこの商品を使えば、ねじれが防止できる。
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