言うならば「森田流」

文字通りのオアシス 多くの生物息づく 習志野・谷津干潟


都市部に現れる谷津干潟は、文字通りの“都会のオアシス”だ=習志野市谷津

 今年の夏も暑い日が続いている。どこか遠くの避暑地にとも思うが、ガソリンや食品の値上げが相次ぎ家計は厳しさが増すばかり。そこで、手近でなおかつ自然を満喫できる涼みスポットに出掛けてみてはいかが? お財布にやさしくて、身近なエコの大切さを考え直すきっかけになるかも―。

 水辺に誘われるようにラムサール条約登録湿地の谷津干潟(習志野市谷津)を訪れてみると、周りを取り囲むマンションや高速道路などの人工物の中に突如現れる豊かな自然に驚く。そこは野鳥をはじめたくさんの生物たちが暮らす、文字通り“都会のオアシス”。好天の干潮時間を狙い、ペットボトルを手に1周約3.5キロのコースを歩いた。

 東京湾の最奥に残る約40ヘクタールの干潟には貝や魚、ゴカイなど多くの生物が生息し、これらを餌とするシギ・チドリ類が多く飛来することで全国的に知られる。さわやかな潮風に吹かれながら歩き始めると「ミャーオ」というウミネコの鳴き声が耳に入る。初めに出合ったのは、餌をついばむそのシギ・チドリたち。今がまさに飛来時期といい、そのしなやかな姿を見ていると連日の猛暑も吹き飛びそう。目線を下に落とせば、無数のカニたちが愛らしい姿で手招きしている。

 干潟には年間60~80種類の渡り鳥が飛来するといい、所々に設けられている観察デッキの説明文がありがたい。楽しみながら約1時間。スタートした自然観察センターに着くと、心地良い汗がにじんでいた。

◇谷津干潟自然観察センター(電話047-454-8416) アクセス=京成谷津駅徒歩30分、JR新習志野、南船橋駅徒歩各20分。開館時間=9時~17時。入館料=小・中学生・未就学児無料、高校生以上300円、65歳以上150円。休館日=月曜・年末年始。双眼鏡無料貸し出しあり。


mixiチェック このエントリーをはてなブックマークに追加
県内ニュースの記事全文は紙面をご覧ください。 千葉日報を購読する

千葉日報ご購読お申し込み

当ホームページの記事、画像などの無断転載を禁じます。すべての著作権は千葉日報社および情報提供者に帰属します。

Copyright (c) CHIBA NIPPO CO.,LTD. All rights reserved.