わたしの徒然草

■プロフィール
酒井 登志生(さかい・としお)
  エッセイスト、作詞・作曲家、歌手。房総文化懇話会会員。著書に『ぶっつぁるべえもじな』『わたしの徒然草・田舎の文化人』『わたしの徒然草・オレ、たそがれ』など多数。千葉市在住。


歩道は誰のもの?


 自転車のマナー違反が目立っている。特にその「すりぬけ運転」が問題になっている。狭い歩道を、歩行者の隙間(すきま)をすり抜けて行く走法だ。

 自転車をこぐ方もテクニックが必要だろうが、よける方の足捌(さば)きも重要だ。ただし反射神経の鈍い人はむしろ動かない方が無難。危ないと思ったら突っ立ったままがいい。

 特に自転車乗りがコンビですり抜けてきたら、反射神経を持っていてもじっとしていた方がよさそう。コンビはゲーム感覚で右から左から曲乗りしてくる。歩行者は動かずにやり過ごすしかない。

 自転車に免許は不要ながら、免許を律するマナー法があり、違反を箇条書きにしてまとめてみる。

一、歩行者を脅かす「すりぬけ」走法

二、ノーブレーキによる走行

三、おしゃべりしながらの「ながら運転」

四、2台以上の横並び運転

五、やたらにベル音で歩行者を脅迫する罪

六、歩行者優先を忘れる罪(特に若者組)

 自転車は原則的には車両組で、車道を走るべきだが、車との事故が多い。歩行者に甘えるかたちで、例外的に許可を得て歩道を使わせてもらっている、という事情があるのに、我が物顔に突っ走って、歩行者を脅かすのは筋が違う。...


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