忙人寸語

2012年2月4日


▼自前の携帯電話を2台、3台と持ち歩く若者が増えているという。料金節約のためだ。こちらから電話する場合、接続音の違いで相手がドコモ、au、ソフトバンクのうちどの機種を使っているかを判別し、同じ会社の携帯でかけ直す

▼同じ会社の携帯同士なら通話無料とか割引サービスを受けられる。ネット利用を含め、月2万円も料金を支払う利用者なら携帯を使い分けることで料金を減らせる。合理的というより、ファッション感覚か

▼長電話は苦手、機種変更の際にお年寄り向きのシルバーホンを勧められる世代にはない発想だと感心する。便利な半面、公私の別なく片時も携帯を手放せない生活というのも窮屈に思え、釈然としない

▼電話を悪用した振り込め詐欺が絶えない。子供などになりすまして電話をかけてから訪問、現金をだまし取る手口が目立つようになった。防止策として愛知県警が迷惑電話を着信拒否するシステムの実証実験を始めた

▼固定電話の回線やネット回線ディスプレー付きの機器をつなぐだけ。電話勧誘の悪徳業者などを事前にデータベース化し、登録済みの電話がかかってくると赤ランプが点灯し、自動的に着信拒否する仕組み

▼千葉も振り込め多発県。機器に頼らなくても、ふだんからまめに父母、祖父母と電話連絡を取り合っていれば、詐欺師にだまされることは少なくなるのではなかろうか。


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